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満66歳の爺さんが世界中を徘徊で無くて放浪する記

66歳の爺さん釜山を行く(その2)

66歳の爺さん世界放浪記

釜山の海雲台(ヘウンデ)は若者や海外からのバッグパッカーなどにも人気のところです。今でも置屋があると聞きます。道理で日本からのオッサンたちの顔を見かけるはずです。だが、もっとも有名なところと言えば猟師たちが造ったといわれている「漁村村」が海岸沿いにあります。そこで刺身を初めとして海の幸が安くて食べられると言うので、爺には歩くにはきつい距離なのでタクシーで行きます。3,000ウォン(約300円)でした。掘っ立て小屋をイメージしていたら10件ほどの2階建てのレストランが並んでいます。漁師村の風情はほとんど無し。客は外に置かれたテーブルで海鮮料理を食べていて、暗い海とビル群の夜景が美しい所です。皿に盛られた韓国風刺身の盛り合わせと各種キムチ、煮貝、あわびの刺身、ボイルしたえび等数々の付き合せが並び、それに韓国焼酎ジンロと生ビール。〆て72,000ウォン(約7,200円)でした。



翌日は海雲台(ヘウンデ)からリムジンバスで金海(キメ)空港へ行きます。金海(キム・ヘ)が何でキメと呼ばれるかは韓国語を習っている人なら判るはずです。
金海(キメ)空港でチェックインしてキャリーバッグを預けます。人が少ないので簡単でした。
人数が多いと大変なのですが、そこで気付いたことがあります。今では列があるところは「フォーク並びもしくはフォーク列」を採用しています。ジグザグの通路を先へ先へと進み、最後の所で係員が「あなたはあのカウンターへ、こちらの家族はそこのカウンターへ」と 誘導するのがそうです。昔は各自が一番短い列に我先に並び、追い越して先に行った人が別の列に並び、自分の方が別の列でその人より早く終われば、「ヤッタア」と、ささやかやな喜びを得たものですが、今はもう昔ですね。今は空港に限らずキップを買う所にはほとんど有りますし、身近な所だったら銀行のATMもそうですね。
入国審査も終りゲート付近でうろうろしていると、館内放送で爺の名前を連呼しています。何にごとだ。と、カウンターに言ってみると「預かった荷物の中に危険物を発見しました。キャリーバッグの番号を教えるか、私と一緒に荷物検査の別棟に来てください。」と言うではないですか。可愛い顔のお嬢さんが険しい顔で私を睨んでいます。さらに「筒の中にスプリングが映っている何かが有ります。」 エッツ!オオ、マイガーです。筒の中にスプリングですか?まさかピストルじゃないでしょね。買った事も入れたことも無いのに、冷汗がドーオっと流れます。「では、一緒に行きましょう。」荷物検査場に行くまでは気が気では有りませんでした。がっしりした男達の係員に囲まれて私のキャリーバックを開きます。
・・・・・出てきたのは折りたたみの傘でした。
その後はワアーワアー文句を彼らに言ったのは覚えていますが、何を言ったかは記憶にありません。ただホッとしたのは間違いありません。
今まで数多く旅行した中で、折りたたみ傘で、呼び出しを受けたのは釜山の金海空港だけでした。皆さんも折たたみ傘の取り扱いには注意して下さい。

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