ktanaka's Blog

満66歳の爺さんが世界中を徘徊で無くて放浪する記

66歳の爺さん(今じゃ69歳)台湾・阿里山の日の出を見る

「阿里山」とは玉山西峯から伸びた支脈の総称です。その範囲は約1,400ヘクタール達し海抜は2,000から2,700メートル、五つの奇観、八つの風景そして深遠なる林業文化により世界にその名を知られています。・・・と言う事は山の頂と言うより山の中腹に出来た小さな町、日本国内で例えれば上高地(海抜1,500m)みたいな位置かと思います。


したがって日の出を拝するには阿里山から森林鉄道の汽車に乗って昇って行くかミニバスに乗って展望所に行くかとなります。

前方の奥の山が阿里山


台鉄嘉義站(前站)から以前は阿里山までトイトレインと呼ばれる森林鉄道で行けたのですが台風被害のため途中の奮起湖区間のみ運行・・・とまでは調べていたのですが、何と今年3月12日から3ヶ月間森林鉄道は全線運休との張り紙。
森林鉄道で行くのを楽しみに予定を組んでいたのがもろくも崩れました。


不鮮明ですが3月12日と3ヶ月が見て取れます。



となると選べるのは駅前から出るバスのみ。7322番のバスです。


バス停の緑の立看板に阿里山・奮起湖へのバスはここです。
と書かれています。爺も8時過ぎのバスに乗ります。


各停のバスと言っても客は阿里山・奮起湖へ行く観光客が主ですので殆んど小さなバス停には止まりません。つづれ折りの坂道をバスはどんどん登っていきます。この一帯は
阿里山烏龍茶の生産地ですので茶畑が広がって美しい限りです。




地図を見ていただくと分るのですがバスは真直ぐ行けばそのまま阿里山へ行くのですが
9番のところで左に折れて狭い道を奮起湖へと向かいます。結果的には奮起湖まで行って
Uターンして再び阿里山へ行くのですが。何でわざわざ奮起湖へ行くのか、ここが台鉄嘉義站(前站)から出ていた森林鉄道の終着駅だったのです。通常であれば嘉義駅から森林鉄道に乗り奮起湖駅で降りてバスに乗り換え阿里山へ向かう予定だったのです。


奮起湖は小さな終着駅ですがおもむきは「千と千尋の神隠し」の街で有名な九份に似ています。さしあたりミニ九份と呼びたい所です。バスは行き帰りとも立ち寄りますのでどちらかで一時間ほど過ごしたい所、お勧めの場所です。




写真ではうまく取れていませんが奥に入っていくとまさしくミニ九份を満喫できます。
爺はここで有名な駅弁当を購入し阿里山まで持参しました。バスが阿里山へ到着する
頃は昼時でレストランが満員で食べれないと聞いたからです。


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実際の弁当
でも美味しかったので許します。


さあ、再びバスに乗り阿里山へ向かいます。


以下次号

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